【再投稿】ソフトバンクAirを北海道の各地で使わざるをえぬ故に、分解

※2020 8/10の記事です。


去年から北海道内を転々としております。
と言ってもメインの生息地を起点として、僻地への出張がまあまああるという感じで・・・

モバイルルーターは費用と使える通信量が微妙に自分にマッチングしないので、半固定回線のソフトバンクAirという選択にあいなったわけです。
で、自称駆け出しのソフトバンク回線研究家としては、いろいろ調べちゃうわけなんですよね。
その一つが、ソフトバンクAir(ターミナル4)の分解とその中身の探究だったりするわけです。
まあ、自分で分解する前に、いろいろリサーチはしたんですが、まぁびっくりするぐらい情報がない。
なので、自分が欲しいと言える情報が出るまで掘り下げて分解と分析をしました。
やっぱり、アンテナの特性とかを見る前と後では考え方が変わります。

分解した機材は使用しません。分解するためだけに用意しました。中古で1000円!

いろいろな地域で基地局の電波を観測した結果、現状ソフトバンクAirでは4G LTE方式:FDD-LTE (2.1GHz)がメインで使われてるんだろうなぁという印象です。
4G方式:AXGP(2.5GHz)、TDD-LTE (3.5GHz)が飛んでいる地域が北海道はあんまりないんですよねぇ。
で、技適を調べたら900MHzと1.7GHzも一応出せそうなんですが、性能だけあって実際は2.1GHzまでなんだろうなぁと(アンテナの特性もそこらへん向き)
その上で、2.1GHzを送信する事に向いているアンテナが2本(これで十分なのかもしれないが)で、一番多いアンテナは北海道であんまり見かけない基地局の2.5GHz向きなんですよね。まあ、私の行動範囲ではの話ですがw
受信に関して言えば、LTE回線用に8本あるアンテナのいずれにおいても、各周波数帯を受信できているので、機材的には受信には強い印象(速度と電波強度はイコールではないのがミソ)
まあ、なんだかんだでどこ行ってもソフトバンクが繋がる地域は大体2.1GHz帯の電波が見えるので、やっぱりここなんだよなぁ。使ってる人は少なくなってきたと思うけど、ターミナル2は基地局の少ない2.5GHz帯オンリーなのでオワコンw

基地局の現状とかは一応このPDFを見ると何となく分かるかもしれない。
令和元年度 携帯電話及び全国BWAに係る電波の利用状況調査の評価結果の概要(案)
令和元年11月 総合通信基盤局 電波部 移動通信課
https://www.soumu.go.jp/main_content/000654166.pdf

ここまで書いてあれだが、まあ分かる人にしかわからない、ほぼ自分用のメモに近い事を書いてる自覚(内容にミスがあるかもしれない)はある。
動画みて何かを感じたならば、調べてみれば通信インフラの深淵が見えるかもしれないねぇ。